「かぜ」の話


「入園して1ヶ月、もう3回も熱を出してお休みしました。毎回『かぜでしょう』と言われるのですが。」

保育園や幼稚園といった、おおぜいの子どものいる集団に初めて入った時には、 とてもよく聞く話ですね。 短期間に何度も繰り返すと、心配になってくるものですが、 ほとんどは、 何かひとつの病気が治っていないということではなく、たてつづけにちがうかぜをもらってきているだけです。 特別身体の弱い子でなくても、こういうことは起きます。毎回ひどくなって入院騒ぎになる、というようなことでなければ、心配はいりません。夏を過ぎるころには、そんなに頻繁に熱を出すことはなくなるでしょう。


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下痢のはなし


「朝からおなかを痛がって、水みたいなウンチを何度もするんです」

下痢は、発熱やせき・はなみずと同様、こどもではよくある症状のひとつです。このように腹痛がある場合もありますし、あまり痛みを訴えないこともあります。高熱を伴うこともありますが、まったく熱がないこともしばしばです。吐き気が強かったり、実際に何度も吐いたりすることもあります。

こういう急性の下痢の原因のほとんどは、ウイルス性の胃腸炎です。腸の粘膜に炎症が起きるために、栄養素や電解質(ナトリウムやカリウムなど)、水分を吸収しにくくなり、水っぽい便がたくさん出るのですね。

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発熱の話


「昨日診察してもらって風邪だって言われたんですが、そのあと熱が出ちゃって、夜中に39℃になって、病院の救急に行ったんです……」

こういう話は多いもの。こどもの熱が高い、というと、たいていの人はあわてます。夜になって熱が出たとか、昼間より高くなった、とすぐさま救急外来にかけこむ人も、珍しくありません。でも、実際に診察してみると、すぐに処置が必要な重い病気であることは、ほとんどありません。

裏返してみると、子どもでは、軽い病気で高い熱が出たり、急に熱が上がったりすることは、まったく珍しくない、ということです。小児科の外来では、高熱のある子どもはたくさんいますが、その全員が重い病気だなんていうことは、ちょっと考えればありえないことがわかりますよね。

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